キング・オブ・ザ・モンスターズ2(1992年 / SNK)



概要


movie by Trapstar6139
「キング・オブ・ザ・モンスターズ2」は、1992年にSNKからネオジオ向けにリリースされたベルトスクロールアクションゲームです。1993年にスーパーファミコンへ、また1994年にネオジオCDへ移植されました。メガドライブにも移植されていますが、1体1のベルトスクロール対戦アクションに仕上げられています。


操作方法

名称 コマンド 説明
移動
パンチ / キック / ジャンプ / /
ジャンプ攻撃 ジャンプ中 攻撃の起点
投げ つかみ中 使うな危険(後述)
溜め攻撃 溜め離す

パワーアップシステム

Pアイテムを取るたび、「ノーマルパワー」「セカンドパワー」「フルパワー」とパワーアップしていきます。グラフィックが変わり、溜め攻撃も追加されるので、盛り上がること必至!



ストーリー

【大災厄】(キング・オブ・ザ・モンスターズ)
1996年、日本に突如として現れた6体のモンスター。
東京、大阪を始めとする6つの都市でモンスター達は戦いを繰り広げ、
その戦いはおよそ3年に渡ることになる。
日本人を含めた全人類がなすすべもなく見守る中、
「ジオン」「アストロガイ」と名付けられた2体のモンスターが生き残り、
そして「ウー」と名付けられた瀕死のゴリラ型モンスターが、
秘密裏に日本政府に収容される。
この1996-1999年の3年間は、後に「大災厄」と呼ばれるようになる。

【エイリアンの襲来】(キング・オブ・ザ・モンスターズ2)
ジオンは倒したモンスターを喰らううちに巨大化し、またアストロガイも放射能を吸収し続けて巨大化を果たす。さらに突如、これらと同サイズの正体不明のゴリラ型ロボットが出現し暴走を開始。人類は、この3体のうちの生き残りが地球を支配するだろう、との悲観的予測に打ちのめされる。
しかし、1999年にエイリアン集団が突如出現。人類はモンスターへの対抗勢力が出現したことに希望を見出すが、無造作に街を破壊し、ただひたすらにモンスターに対してのみ攻撃を繰り返すエイリアンの姿に、その希望を打ち砕かれる。
一方で、新たな強者の出現に歓喜するモンスター達。ただ本能に従い、“キング・オブ・ザ・モンスターズ”を決するため、モンスター達は新参者=“NEXT THING”に飛びかかる。


キャラクター

スーパージオン

前作でのモンスターの1体「ジオン」の進化型だと思われる、怪獣型モンスター。元は白亜紀の恐竜の1匹であったと推測されています。倒した他のモンスターの肉を食べ続けた結果、その細胞を吸収していき、様々な能力を兼ね備えることに。高い攻撃力を持ちますが、スピードでは他の2匹に劣ります。
[スペック]
怪獣型モンスター(ジオノイド科) | 身長:112メートル | 体重:13万2千トン

コマンド DMG 説明
移動
引っかき
手を振り下ろして爪で攻撃します。リーチが短いものの、連打が可能なのがメリット。
1 テールハンマー
尻尾を横に振り払います。ダウンした相手にもヒット。 引っかきとは反対に、出が遅くリーチが長いという特徴を持ちます。
- ジャンプ
ジャンプ中 1 ボディーボールボム
対ボス戦で要となる技。これでダウンさせた後、 溜め攻撃やをヒットさせます。
つかみ中
つかみ中
8
8
必殺背面落とし / 食いちぎり
ジオンは投げのダメージが高いのですが、 本作では投げられるかどうかは運任せなのであまりオススメはできません。 ダメージに差はなく、その後の展開もいずれを選択しても同じ。お好きな方をどうぞ。

溜め離す
3
3
ジオソード(Lv1)
額の角を1本伸ばし、その角を手にとります。 で突き(ダメージ3)、で角を投げます(ダメージ3)。 で1発稼いだ後、をヒットさせればベスト。

溜め離す
5 スネークファイア(Lv2)
地を這う炎を吐きます。ダウンした相手にも当たるのが強み。
溜め離す 5 アースクエイク(Lv3)
大ジャンプ後の着地時に、地上の敵にダメージを与えます。ボスにジャンプされると当たらないのが弱点。

アトミックガイ

前作でのモンスターの1体「アストロガイ」の進化型。その正体は、放射能に耐える体をテーマに生体実験を続ける老科学者です。原発を破壊しながら放射能を好んで吸収し続けた結果、体をさらに巨大化させ、新たな能力を身につけたのが、アトミック・ガイです。ただ、知能はさらに低下したようです。
[スペック]
ヒーロー型モンスター(ヒューマノイド科) | 身長:98メートル | 体重:12万6千トン

コマンド DMG 説明
移動
右ストレート
リーチもそこそこあり、道中では頼れます。
1 アトミックキック
下段蹴り。リーチは中くらいながら、ダウンした相手に複数回ヒットさせられるのが強み。
- ジャンプ
ジャンプ中 1 エルボーセイバー
対ボス戦で起点となります。
つかみ中
つかみ中
7
7
フロントスープレックス / ハイパー電撃
いずれもダメージが同じで、起き攻めのし易さも変わらず。それにしても、あのスープレックスのモーションはしなやかで美しいですね。

溜め離す
4 アトミカッター(Lv1)
ア○スラッガー。ヒットすると敵周辺を光の輪で拘束します。アトミックガイが先に動ける分、その後の展開もやや楽。

溜め離す
4 スネークファイア(Lv2)
ボディビルダーのような構えから、前方に光線を射出。その光線のグラフィックが秀逸で、ガイの巨大な横顔なんですよね。アトミカッターと異なりダウン中の相手にもヒット。多段ヒットし、ダメージが2倍3倍になることも。
溜め離す 4 メガトンサンダー(Lv3)
画面中の敵に雷を降らせます。ジャンプでかわされてしまうのが弱点ですが、ジオンのアースクエイク同様タイミング次第ではヒットを狙えます。

サイバーウー

日本政府が世界征服を目的に作り上げた、スーパーロボット兵器。これ自体は大災厄(前作「キング・オブ・ザ・モンスターズ」の時代)の直前に完成していましたが、人工頭脳を開発できず、大災厄の中で倒れた一体のモンスターの脳を移植します(おそらく、「ウー」の脳です)。しかし制御コンピュータが破壊してしまったため、サイバーウーは生前の意志に従い、自律行動を取るようになります。
[スペック]
ロボット型モンスター(機械類) | 身長:90メートル | 体重:18万トン

コマンド DMG 説明
移動
ローリング頭突き
頭部で攻撃。首の部分がバネ状になっています。
1 スイングキック
とそれほど性能は変わりません。相手ダウン中にもヒット。
- ジャンプ
ジャンプ中 1 ヘビーヒップアタック
対ボス戦で起点となります。
つかみ中
つかみ中
7
7
ボディーリフト / 誘導ミサイル
ウーだけは投げ後の展開が異なり、ボディーリフトだとしばらくたってから行動可能になるので、起き攻めが困難に。ダメージも変わらないので、使うなら、誘導ミサイルをオススメします。

溜め離す
4 ロケットパンチ(Lv1)
両手を飛ばします。本作では飛び道具はヒットしにくいので、頼る場面は少ないです。

溜め離す
4 波動砲(Lv2)
変形して砲撃体制を取り、前方に波動砲を射出します。ロケットパンチとダメージが同じとはこれ如何に。ただ、変形モーションがかっこいいんですよね。漢のロマン技。
溜め離す 2 デュアルアタック(Lv3)
上半身・下半身に分離し、上半身のみが操作可能になります。で両手を回す攻撃モーションを取ります。一定時間で元に戻ります。3発ヒットさせられれば、キャラ中最大のダメージを奪える計算に。


ステージ

  • STAGE1 AMERICAN CITY
    ワシントンが舞台。ホワイトハウス壊せるけど大丈夫!?SFC版では政策的配慮からか、ホワイトハウスが消されました。ボスは宇宙の殺し屋部隊のリーダーで、自ら最初の刺客として志願した「フュージキール」。
  • STAGE2 FRENCH CITY
    フランスが舞台、ボスは「ホーン・デュ・アウト」。モンスターの強さに危機感を抱いたエイリアン幹部が派遣した、プロの殺戮部隊の一員です。ダメージを与え続けると寄生体から分離します。
  • BONUS STAGE
  • STAGE3 GRAND CANYON
    さらに危機感を抱いたキングファーマディーが派遣した、生物兵器「ヤムァモードン」がボス。せり上がった高所におびき寄せて自らは低地で攻撃すると、ヤムァモードンが高所にひっかかり、少し撃破が楽に。
  • STAGE4 DESERT
    ここから先のボスは説明書の記載がないのでご容赦を。ピラミッドを背景に「キリ・キリ」と戦います。ダメージを与えていくと2体に増加。ムリ!
  • STAGE5 SEA BED
    海底にて「サックアイズ」と対峙。貝の中に閉じこもるのが厄介。連打で泳げます。
  • BONUS STAGE
  • STAGE6 LAVA ZONE
    直訳すると「溶岩地帯」。「イート・ワウ」がボスです。上級者はアトミカッターだけで倒せるようですね。
  • STAGE7 HIDE OUT
    鬼の7面!これまでの全ボス登場!ボスは親玉「キングファーマディー」。ここまで来たらがんばれ!


  • SFC版

    概要


    SFC版
    タカラ販売による移植。開発はナウプロダクションだそうです。
    にガードが、に溜めが追加されました。を押し続けて溜めゲージを上昇させ、溜まったらいつでも溜め攻撃を発動できるシステムに変更されました。しかし溜め時間が長すぎて使い物にならず…。また、投げの仕様は変更されなかったのが残念。
    サイバーウーのみ、フルパワー時の溜め攻撃の仕様が変更されました。上半身・下半身に分離せず、変形して一定時間浮遊します(「ハリケーンアタック」)。

    操作方法

    名称 コマンド
    移動
    パンチ / キック / ジャンプ / /
    ジャンプ攻撃 ジャンプ中
    投げ つかみ中
    ガード
    溜め攻撃 でゲージ溜める。で発動

    裏技

  • モードセレクト画面で、1Pコントローラで と入力した後、2Pコントローラの とセレクトを押しながら、1Pコントローラのスタートを押します。その後対コンピュータ戦を選択し、キャラ決定すると、隠しオプション画面を開くことができます。


  • TIPS

    バッドエンディング

    最終ボス・キングファーマディーを倒すと、小さなファーマディーが複数現れます。制限時間内に全て倒せないと、バッドエンディングになります。

    ワンポイント

    人類側マシーンは、体当たりで壊せます。
    ボス戦では、つかみ技は禁物。投げられるかどうかはランダムです。ジャンプ攻撃をメインにするとよいです。ダウンさせてから溜め攻撃や建物投げ、キックをヒットさせてください。
    ?アイテムは、上から下に(又は下から上に)なぞるとよいです。取得する前に中身が分かるので、パワーダウンアイテムを取得せずに済みます。

    作品解説

    1992年の作品です。前作はプロレス形式でしたが、92年当時ベルトスクロールアクション旋風が巻き起こっていたことを反映してか、続編の本作もベルトゲーとしてリリースされました。
    グラフィック・BGMは、SNK発の全ベルトゲーの中どころか、現在でも通用するのではないかと思うほどハイレベル。とにかくキャラクターが良く動き、非常に魅力溢れています。何より、歩くだけ・ジャンプするだけで大都市や兵器を破壊できるというのがすごいですね。動くだけで爽快感を得られるベルトゲーというのは、まず本作ぐらいのものではないかと思います。
    …が、しかし。ご存じの方なら想像つくかと思いますが、異常なまでにボスが強いのです。つかみ技が成功するかはランダムかつ低確率なので、前作のようにプロレスのつもりで行くと、痛い目に遭います(しかも体力バーの半分を持って行かれるのがつらい)。近年の動画サイトにて、うまい方の攻略を拝見しましたが、やはりジャンプ攻撃で転ばせてキックで追撃、というのが基本パターンのようです。なんともつらいシステムですね。
    ネオジオに関するSNKの収益構造はやや特殊でしたから、開発陣が意図的にこのようなシステムにしたのではないか、と個人的に推測しています。



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    ネオジオCD版(1994年)
    ネオジオ版 / 1992年
    SFC版 / 1993年
    ネオジオCD版 / 1994年
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    タカラ(SFC版)
    スーパージオン
    アトミックガイ
    サイバーウー
    7ステージ




     
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